読み聞かせと移動文庫のだるま文庫 阿部 祐子さん|多彩なママの活動レポート「ままれぽ」

園や小・中・特別支援学校、図書館や児童センター等の公共施設での定期的な絵本の読み聞かせをおこなっている「読み聞かせと移動文庫のだるま文庫」阿部 祐子さん。

そのほかに、ハンドメイドマルシェ等のイベントでお客様や出店者さんのお連れになったお子さんが利用できる、絵本や紙芝居を読み聞かせしたり、各々自由に読んでもらったり、親子で絵本と戯れてもらう移動文庫のブース出店をしています。

移動文庫という活動は一体どんなことをしているのか、、気になることを阿部さんに突撃してみました!

 

 

 

いつから始めたのですか?何がきっかけでしたか?

読み聞かせ活動は長男が幼稚園入園と同時に出来た保護者の読み聞かせの会に入会したことがきっかけで、丸19年になります。

定期的に決まったところへ出向いての活動を続けていましたが、否応無く聞いてもらうそれまでの活動とは別に、ストリートミュージシャンや昔の紙芝居屋さんのように外でふらっと出くわしたタイミングで読み聞かせを聞いてもらいたいという思いが募りました。

4年前に病気をしたことも後押しし、ちょうど新しく組織化されたハンドメイドイベントの主催者さんたちと繋がることが出来て、出店内容を相談。

OKをいただき初チャレンジ。

以後その主催者さんのイベントをメインに、イベントで繋がった人たちのお声がけもあって、大小さまざまなイベントで出店させていただいています。

 

 

 

活動の特徴を教えてください

最初のイベント出店の頃は時間を決めて大々的に読み聞かせをしていましたが、あくまでハンドメイドブースでのお買い物がメインのお客様相手なので、時間にお子さんが集まらなかったり、時間が終わっても「もっと読んで~」とリクエストされたり。

あるいは大きめなお子さんだと「読み聞かせなんて!」と自分で読むことを望んだりしていました。

ならば!と読む本プラスアルファ程度だった持参絵本の数を大幅に増やし、自由に読み放題!

自分で読めないちびっこにはリクエストで読むし、なんならパパママが読んであげてください♪状態にしたら、思いのほか需要が増えたような気がします。

気持ちよく読んでくれるパパも増えたので、私は場所貸しに徹して、親子が絵本で触れ合える場所の提供、に形も移行しています(笑)。

 

 

 

 

活動をしていてよかったなあと思うことはありますか?

この活動をしていてよかったなあと思うことは、何よりたくさんの人と知り合え、繋がれたことです!

イベントで同じようなことをされている方は今のところいないので、みなさん異業種の人ばかりでとても刺激的で学ぶことも多いです。

部活オフの日のイベントは時々手伝ってくれる次男も、周りの出店者さんと絡ませていただくことにより学ばせていただくことも多く、社会勉強になっています。

 

 

お仕事の日のタイムスケジュール

6:00 起床。朝食と、夫と息子の弁当作り。
6:30 夫出勤
7:00 息子登校、洗濯。
8:00 隣市小学校の読み聞かせのため家を出る。(8:25〜8:40読み聞かせ)
9:00 帰宅、家事。
10:45 隣市幼稚園で読み聞かせのため家を出る。(11:30〜11:45読み聞かせ)
12:30 帰宅、昼食。
13:30 仕事の打ち合わせのため出社。
14:00 打ち合わせ
15:00 終了。買い物。
17:00 帰宅、家事。
19:00 夕食
21:00 自由〜♪
23:00 就寝

 

 

 

これからの夢や目標は・・・

「読み聞かせと移動文庫」は完全ボランティアでやっていますが、ブースに立ち寄って下さった方で、絵本を買いたいとおっしゃる方が思いのほか多いので、現在古物商の認可申請中です。

今年度中には許可が下りると思うので、今後はリサイクル絵本の販売もしていきたいと思います!

また、絵本を読むだけでなく、絵本で遊ぶ、的な企画で子どもたちと何かしていきたいと考えています。

あくまで今は公共施設やイベント会場に出向いての活動ですが、いつか家庭文庫プラスママたちがくつろげるようなサロン的スペースを作りたいと思っています。

 

 

プロフィール

「読み聞かせと移動文庫のだるま文庫」阿部 祐子さん

マルシェやマーケットと呼ばれるようなイベントに出店
■URL https://www.facebook.com/darumabunko626/