片付け上手に育てる~子どもに伝える「整理力」~|ママのための、片付け力アップ講座~ラクして簡単きれいのコツ~

「子どものおもちゃが溢れています。」
「捨ててくれないんです。」
お母さんたちから、よく聞くお悩みです。

モノの捨て方・選び方を身に付けずに大人になってしまうと、
「部屋中モノだらけなんです」
「モノが捨てられないんです」

といったお悩みを持つ「片付けられない人」となる可能性が大!

「片付けやすい」の前提は、「整理」ができていることです。
今、「使っている」モノ以上の量を持っているのなら、「捨てる」は避けては通れない道。

「捨てる」を通して、モノとの上手な付き合い方を、子ども達にも伝えていきましょう。

今回は、NGワードをご紹介しながら、「子どもに伝える整理」をテーマにお伝えします。

 

 

「捨てなさい!」

子どもが溢れるほどのモノを持っている時、大人から見て必要ないように思えるモノを持っている時、
「もう要らないでしょ、捨てなさい!」
「そんなモノ、ゴミじゃない!」

なんて言っていませんか?

自分がもし同じことを、他人から言われたら、どう感じるでしょうか。良い気持ちは、しませんよね。
子どもとて、一人の自立した人間です。子どものモノを「使う」「捨てる」と判断するのは、子ども自身。当人の言い分を聞きもせずに「捨てなさい!」と言うのは、その人自身を否定するのと同じことなのです。
そもそも、モノを買い与え増やすのは、大人です。その大人が「捨てなさい!」とは、都合が良いですよね。

「使っていないモノが混ざっていると、大切なモノが見つかりにくくなってしまうよ。今使っていないなら、処分しようか(別の場所にしまおうか)。」

「よく使うのはどれ?(大切なモノはどれ?)ここを使いやすくするために、もう使っていないモノは、さようならしようか」

「捨てる」は、「モノを大切にする」ために行うこと。目的をはっきり伝え、整理を促しましょう。

 

 

「捨てるなんてもったいない!」

子どもが「捨てる」と判断したものに対して、
「もう捨てちゃうの?」
「まだ使えるのにもったいない!」

と言って、「捨てる」を止めてはいませんか?

親から止められることで、「『捨てる』ことが良くないのだ」、と子どもは勘違いしてしまいます。
これまで遊んできたおもちゃを捨てるときは「もう卒業だね。感謝して捨てようね」
買ったのにあまり使わずに捨てるときは、「あなたには合わないモノだったのね。これからは、よく使うモノ、大事にできるモノを選ぶように、気を付けて買い物をしようね」

「捨てる」を否定するのではなく、今後「捨てる」を繰り返さないモノの持ち方ができるよう、声掛けでフォローしましょう。
 

「片付けないなら、捨てちゃうよ!!」

子どもに片付けさせるために
「片付けないなら、捨てちゃうよ!」
と、脅し文句に使ってはいませんか?
ネガティブな意味で使うことで、子どもは「捨てる」を悪いことだ、ととらえてしまいます。
「お部屋を気持ちよくしよう!」「すっきり使いやすくしよう!」
など、前向きな言葉で片付けを促しましょう。

モノが簡単に手に入り、溢れるほどのモノを持てる時代です。
こんな時代を生き抜い抜く子供たちが身に付けるべきは、整理力。
片付けや「捨てる」を通して、自分にとって必要なモノを見極め、不要なモノを手放す整理力を磨いていくことができます。
決めるのは、子ども自身。決めたことに対して責任をとるのも、子ども自身。
時には失敗することがあるかもしれません。そんな時も、失敗を責めるのではなく、「次はよく考えようね」「何とかなるよ!」と、励ましつつフォローしましょう。

 

「使えるモノを捨てる」ことは、できれば避けたいこと。
ですがあえて「捨てる」を行うことで、「自分に合うモノを知る」「必要なモノを見極める」という力が身に付くのです。その結果、
不要なモノは買わなくなる。
持っているモノを大切に使う。
ということが、徐々にできるようになります。
ぜひ根気よく、伝え続けてくださいね。

 

 

投稿者プロフィール

こまともこ

埼玉県所沢市在住の整理収納アドバイザー2級認定講師・収育指導士。お片付けを「楽しく伝える」がモットーである収納王子コジマジックに師事。企業や自治体・小中学校PTAを中心に、掃除・片付け講座を開催。これまでの受講者数は延べ3000人以上。受講すると「早く帰って片付けたくなる!」と評判で、市民講座では満席を連発。元片付け苦手・今も面倒くさがり。小中学生の子ども3人を含む6人家族。

HP http://www.kurashiyasuku.jp/

毎日の中でキラリと輝くためのエッセンス
キラリズムby HighFiveMom

コラム更新中 こちらをクリック